・これから夏フェスやライジングサンに初めて行く人
・フェスの楽しみ方、服装、持ち物を知りたい人
・ライジングサン2023のマップが知りたい人
・ライジングサンのお得な情報を知りたい人
そういった方に向けて、全国のロックフェスに参加してきた筆者が2日間の体験を交えて紹介します!
ライジングサンとは?
北海道・石狩湾新港樽川ふ頭横野外特設ステージにて2日間行われるロックフェス。
2023年は8.11(金)~12(土)に開催されました。
1999年から続く歴史の長いフェスで、名だたるアーティストが参加します。最終日にはオールナイトでライブが行われ、翌日の朝日を拝んで全公演終了という特徴があります!道外出身の筆者にとっては憧れの夏フェスでした!
チケット
価格
入手方法
公式サイトでは、開催前の3月末から順次申し込み開始です。
早めの申し込みをすれば色んな良いことがあります!
5月末までの応募では、特典で入場リストバンドが事前発送されて当日の動きがスムーズになります。筆者は6月に応募して通し入場券が当たりましたが、外れた人も結構いたようです。また、人気のテントサイト付入場券+駐車券のチケットはかなり早めになくなるので注意が必要です。
ふるさと納税でもチケットの入手ができます。2023年から石狩市・小樽市のふるさと納税返礼品として入場券が登場しました。応募期間は6月~7月の間で、金額は通し入場券1枚 97,000円 12日券1枚 64,000円 11日券1枚 47,000円で公式サイトよりは割高です。
アクセス
自家用車
新千歳空港から 約1時間40分
JR札幌駅から 約40分
※会場内の駐車場を利用するには、別途駐車券のご用意をしてください。
シャトルバス
地下鉄南北線麻生駅 ⇔ 会場往復シャトルバス
※別途シャトルバス券の購入が必要です。
JR札幌駅 ⇔ RSR会場間 JTBアクセスバス
※JTBアクセスバスのチケットを事前に購入してください。
マップ
会場の敷地はかなり広大です。いままで全国のフェスに参加してきましたが、このフェスが一番広かったように思います。さすが北海道…
ステージ
全部で5つあります。規模は体感ですがSUN>EARTH>RED>def>Hyggeです。個性的なステージを簡単に紹介します。
SUN STAGE
最大規模のステージ。ステージ正面にはスタンディングゾーンがあり、その両隣にはシートを敷いて座って見られるレジャーサイトもあります。液晶画面もかなり大きいので遠くからでもアーティストの表情がよく見えました。
EARTH TENT
大きなテントの中にあるステージ。唯一日陰の下でライブが見られるステージです。ただし、観客数が多いと熱がこもるので体調管理には気を付けてください。
RED STAR FIELD
風が心地よく、ロケーションが良いステージです。出演アーティストもベテラン勢が多かった印象があります。SUN STAGE よりもステージの高さが低いのでアーティストとの距離感が近く、ライブに没入しやすかったです。筆者お気に入りのステージです。
def garage
グッズ売り場の真横にあります。規模はそこまで大きくないですが、だからこそライブハウスのような熱が生まれるステージです。出演時間は他のステージより短いです。
Hygge STAGE
オートキャンプエリアの目の前にあるステージです。周囲にもナチュラルな雰囲気の出店が並んでおり、まるで森の中で音楽体験ができる良さがあります。
テントサイト
ライジングサンにはテントが必須です!屋根付きの場所がほぼないまま長時間過ごすため、晴れでも雨でも休憩できるテントは持っていくことを強くおススメします。
テントサイトは会場内にたくさんあり、自分のテントの場所は事前の抽選で第10希望まで出して割り振られます。
フード
北海道といえば食の大地!出店もおいしそうな店ばかりです!
筆者が食べたのは米風亭の油そばです。
かなりおいしかったので後日、狸小路の実店舗まで食べに行きました。
ですが、フェス価格でフードもドリンクも値段はお高め…ライジングサンではBBQもOKですので、節約を考えるのであればBBQとビールサーバーの用意がおススメ!事前に居酒屋さんで生樽サーバーを借りることができるそうです!
銀のケースの中に氷を入れていつでもキンキンのビールが飲めちゃいます!運ぶのは少々大変ですが…
重い荷物も運べるよ!という人はかなり節約できます。
トイレ
仮設トイレの数は多かったです!1つのアクトが終了して人が一気に動くタイミングではトイレ待ちの行列は長くなりますが、女子トイレでは和式も少しあるので、それでもいい人は早めにトイレを利用できていました。臭いは2日目もしなかったです。
手洗い場も設置されていてこの水がびっくりするほど冷たかったです。
聞くところによるとこのフェスのためにわざわざ水道を引っ張ってくれているそうです。
気になる点は、自分のテントの場所にもよると思いますが、トイレまでの距離が遠いです。SUN STAGEとEARTH TENTの間にはトイレがないので移動がちょっと大変でした。
フォトスポット
所々にフォトスポットがあります。
EARTHからREDの間でこれまでのライジングサンの出演アーティストの名前一覧が年代順にずらっと並んでいました。「このアーティスト来てたんだ!」という発見があって楽しかったです。
出演アーティスト写真の一覧も!
ゴミ箱・その他
全フェス最多の13分別!
燃やせるごみ・生ごみ・ペットボトル・プラスチック・燃えないゴミ・炭・ダンボール・乾電池・金属 危険物・わりばし・油・紙コップを分別して捨てます。
その他、コンセントが用意された充電コーナーやシャワールーム(有料)喫煙所、ローソンなどもありました。
服装・持ち物
服装
ズバリ、動きやすい服装&たくさん歩くのでスニーカーがおすすめ。
筆者は公式TシャツやバンドTシャツにハーフパンツ、そして日焼け対策でアームカバー・レギンス・帽子・サングラスを着用しました。カバンはユニクロのショルダーバッグが大活躍でした。夜は冷えるので羽織があって助かりました。
持ち物
最低限、スマホ・財布・充電器はあるといいと思います。財布についてはキャッシュレス決済もできるので、そこまで大金は持っていかなくてもよさそうです。
ちなみに会場の通信状況は、筆者は楽天モバイルで夜の10時頃に通信速度が遅くなりましたが、それ以外は基本的にあまり気にならない程度でした。
熱中症対策で、日焼け止め・タオル・ペットボトルストラップ・塩飴・ポータブル扇風機などがあった方が安心です。
持ち込みNGには、ビン・缶類、花火などがあります。
グッズ
当日までは、公式サイトをチェックしておくことをおススメします。当日には無いグッズが購入できます。早めにサイトで買うと自宅まで事前配送してくれます。筆者は事前配送を逃し、会場での時間指定受け取り(こちらもサイトでの事前販売)を利用しましたが、時間枠が早々に埋まって初日の15時ごろの受け取りになりました。やはり早めの購入をしておくと、当日の移動や行列のストレスなく過ごせると思います。
アーティストグッズは当日の販売です。
80種類以上の100円缶バッジガチャもありました。
夫が1発で筆者お目当てのユニゾン缶バッジを当ててくれました。夫の豪運に感謝。
2日間の動き
2日間の筆者の動きを紹介します!ライブについての詳しい感想は別記事で紹介します。
※筆者は近隣のホテルに宿泊して友人の車とテントをお借りしながら過ごしました。
1日目
赤いラインがついているのが見に行ったアーティストです!
開場は10時で、友人の車に乗せてもらって9時ごろには近くにいたのですが、渋滞でなかなか駐車場に入れませんでした!HEAVENSゲートの駐車場に停めました。
入場口には人だかりが。駐車場からテントの場所まで荷物を持って歩いたのですが、暑さの中たくさんの人でなかなか進めず、大きめの石が転がっている地面もあって辿り着くまでが大変でした…キャンプ用のキャリーワゴンは必須です。正直、2日間で一番過酷な時間でした。
テントサイトは細いロープが地面に敷かれて区切られ、1つ1つに看板があるわけではないので、自分の場所を見つけるのは大変でした。なんとかテントを設営してBBQ開始!ビールサーバーで入れたキンキンのビールが水のように体に沁み渡る!
EARTH TENTとRED STAR FIELDの間ではリストバンドチェックがありました。高台に乗ったスタッフに自分のリストバンドを見せます。陽気でノリのいいスタッフさんでした!
ちなみに飲みすぎ&熱中症になりかけていたようで、頭痛に苦しめられました。20時ごろのEARTH TENTでのライブではあまりの観客の多さに人酔いしてグッタリでした。テントで仮眠をとってなんとか復活。back numberを見て、タクシー乗り場へ行って帰宅しました。タクシーはどんどん入ってきていたので5分ほど並んで乗ることができました。
2日目
2日目も快晴でした!前日の疲れが残りつつこの日は12時ごろに到着。前日よりは人の流れも落ち着いていました。この日は筆者お目当てのユニゾンスクエアガーデンが出演したので、前方で見たい!と思い1つ前のTHE ORAL CIGARETTESからスタンディングで待機。もちろんライブをしっかり楽しんで、1時間ほど炎天下でユニゾン待機。水分補給をしたり塩飴を舐めたりスマホを見たりして待ちました。通信環境が悪くなかったので助かりました。
ライブの楽しさで待ち時間の疲れも吹っ飛びました!
マジックアワーにはこんな景色が。この時には暑さも和らいで過ごしやすくなりました。
21時前に花火が上がりました!たくさんの花火が上がりオールナイトライブが幕を開けます。
SUPER BEAVERも見たかったのですがこのあたりで疲れがMAXに…テントでがっつり寝ました。
午前1時40分ごろのVaundyのライブ開始前の様子。深夜でもたくさんの人がライブを楽しみに待っていました。
Vaundy終了後の午前3時頃、体力の限界を迎えたため帰宅することに。タクシー乗り場では前日よりも多くの人がいて午前4時頃の乗車となりました。
まとめ
過酷な2日間でした…ですが、野外の音楽体験はやはり気持ちがいい!新しいアーティストも知ることができました!ロックフェス最高!ライジングサン最高!
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